【基礎シリーズ倫理、政治・経済】第7講問6
言い回しは難しいですが、「日本で違憲審査が行われる場合について正しいものを選びましょう」という問題です。
まず、日本の違憲審査制度は、「付随的違憲審査制」なので、実際に事件が起きなければ違憲判断が行われることはありません。
ここから、実際に事件が提起されていない③と④は切れるでしょう。
残る①と②ですが、①は「刑事裁判の中で」とあるのに対して、②は「訴えに応じて」となっています。「訴えに応じて」というのは、「裁判に訴えたのか」、「役所の窓口に苦情を訴えた」程度のものなのかが分かりません。
なので、確実に違憲判断が行われるのは、①でしょう。
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