【共テ倫政】基礎シリーズ11講~12講

申し訳ありません。


問16、問16、問17、問17と並んでいるところですよね。順番に、②、④、④、②が正解です。


あと、もう1つの質問ですが、ミルは「尊厳の感覚があるから、知性の快楽、感情や想像力の快楽、道徳感情の快楽などの精神的快楽を高級快楽と判定し、感覚的快楽を低級快楽と判定する」の言っています。


この「尊厳の感覚」の言葉は『功利主義論』の中で使われており、その意味について、ミルは明確には説明していませんが、別の著書で「名誉と人格的尊厳との感覚」という言葉を使っていたりします。


要は、人間には名誉や人格的尊厳を求める感覚が生まれながらに備わっているから、精神的快楽>肉体的快楽という価値観が成立する、ということだと私は理解しています。


なので、質問者様の考えは間違えていませんよ。その考え方の源泉となるものが、「尊厳の感覚」です。

質問への回答(後藤貴士)

質問箱へいただいた質問の回答をしようと思います。

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