記紀神話

河合塾のテキストに書いてあるのは、「国産み」、「黄泉国」、「天岩戸」、「ヤマタノオロチ」のエピソードで、基本的にそれを知っていてもらえれば、十分かなと思っています。


補足しておくならば、天岩戸の物語は、スサノオが高天原でアマテラスの祭祀を邪魔したり、田んぼのあぜ道を壊したりという狼藉を続けたので、アマテラスが怒ってしまったということぐらいです。


質問にある問題は、恐らく2017年の追試験だと思います。少し見てみましょう。


問2 下線部ⓑに関して,記紀の神話の内容の説明として適当でないものを,次の①~④のうちから一つ選べ。 21 

① 原初の神々が出現した後,イザナキ(イザナギ)・イザナミの二神によって,人間の暮らす国が生み出された。

② イザナミは多くの神を生んだ後,命を落とし,穢れに満ちた醜悪な黄泉国へ赴いた。

③ 最も貴い神であるアマテラスは,イザナキ(イザナギ)が高天原へ行き,偽りのない心を示した時に誕生した。

④ アマテラスが主宰する高天原では,神を祀るために,水田での稲作や機屋での機織りが行われていた。


「国産み」と「黄泉国」を知っていれば、①・②が正しいと分かるはずです。

あと、スサノオの狼藉の部分を知っていれば、④も正しいんじゃないかなー、となり、③に辿り着けます!


個人的には、少し細かく運が悪い問題ではあります!こんな出るか出ないか分からなくて細かい(しかも2点の)問題に振り回されて大事な記憶の容量を使う必要はないと思っています!(しかもちょっとの知識と推論で何となく辿り着けますし。それなら他の教科を勉強して2点以上上げてくださいって感じです。)


以上、よろしくお願いいたします。



質問への回答(後藤貴士)

質問箱へいただいた質問の回答をしようと思います。

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