センター試験の過去問と正解が変わっている問題

こんにちは!ご質問ありがとうございます。

そうですねぇ。法律は日々刻刻と変わっているので難しいところですが、以下の3点は確実ですかね。

1. 臓器移植法関連(倫理)

2009年に臓器移植法が改正され、

① 15歳未満の者も、臓器提供が可能となった。

② 本人の臓器提供の意思が不明な場合にも、家族の承諾があれば臓器提供が可能となっ

た。

という2点が変更されているため、それ以前の問題だと、すべての選択肢が不正解(または正解が2つ以上ある)という可能性があります。

2. 国際収支(政治・経済)

 2014年にIMFの国際収支統計が改正されたため、2014年以前の問題では、勘定項目が変わっています。なので、飛ばした方が良いでしょう。

3. 年金制度(政治・経済)

 2015年に共済年金が厚生年金に統合されたため、これに関しても共済年金を含める選択肢が現在の実態を反映していないことになります(しかも結構多いです)。

 なので、年金も2014年以前(場合によっては2015年以前)の問題は飛ばした方が無難でしょう。

刑事訴訟法が改正され、司法取引や被疑者の国選弁護人に関する規定も改正されましたが、ダミーも含めて過去問の選択肢に出題されていたかなぁ。。。というところです。もし出題されていたら、最新の知識に更新する必要があります。今のところ、ザッと思いつくのは以上です。また思いつけば、書き足していきたいと思います。その場合は、「追記」としてお知らせします。

ご質問、ありがとうございましたまた、わからないところがありましたら、ご質問ください。よろしくお願いいたします。

質問への回答(後藤貴士)

質問箱へいただいた質問の回答をしようと思います。

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